「はるのおわりに」


 あなたを失くしても 私は生きていける
 私を失くしても あなたは生きていける
 わたしたちは
 いつからそんな風になってしまったのか

 「もう一度」
 そう言ってしまったのが ダメだったのかも
 だってあの時 私はすでに
 私たちが壊れていることを知っていたから

 卑怯な手を使って
 いつも私を笑わせるあなたなら
 あるいは答えを知っていたのかもしれませんけれど