「在るべき場所を賭けて」



 絶望的な言葉を吐く前に
 一つ深呼吸をして
 もう一度辺りを見回してみる余裕はないのかい?
 その息を持って
 自分をいたわることは不可能なのかい?

 霧雨のような細かい事項が増えすぎて
 困り果てるのも分かるけれど
 怯えてばかりでは進めないこと
 頭の中には入っているのかい?

 みんな
 在るべき場所を賭けて戦っているんだ
 捨てるべきものなんか
 初めからある方がいけない

 全てにケリをつける前に
 一つ深呼吸をして
 もう一度辺りを見回してみる余裕はないのかい?
 その息を持って
 自分をいたわることは不可能なのかい?

 声は遠くとも
 夢は儚くとも
 諦めるには あまりにも早すぎるとは思わないのかい?