「白い砂の上に」





 きらきら きらきら

 陽の光を受けて 輝く

 夢の破片が 散らばる 白い砂の道


 足を止めて耳を澄ませば

 少しの風に

 ぱきぱき ぱらぱら

 尖った理想の形が 細かく丸い形に削げ落ちる音がする


 遠い空には白い雲を

 どこまでも続く地平に 空しさを従えて


 静かな終わりは

  誰に与えられるものでもなく

 ただ朽ちていくことを是として

  ゆるやかに流れる



 砕けた誰かの夢が また 風に運ばれて

 白い砂漠に降りそそぐ

 わたしは その欠片を拾い上げて


   おかえりなさい と つぶやく