「夕暮れの町」
泣き疲れて何も言えない
君の 右手を引いて
適当な嘘でごまかして
夕暮れの町を 歩き出す
僕は なにも聞かない
君が泣いた理由も
何も言わない理由も
いつも うるさいくらいに鳴いている
君の携帯が 急に鳴かなくなった 理由も
僕の 手を振りほどいて
何も言えない君は
適当な嘘でごまかして
楽しそうな 笑顔を作る
僕は なにも知らない
僕が ごまかしているものは なんなのか
僕を ごまかしているものが なんなのか
今は考えない
今はただ 夕暮れの中 君の横を歩く