「小降りの朝」






 雨が降ったりすると 目覚めはちょっとだけアンニュイ

       こんな日は

 もわーっとして 淀んでる流れと一緒に
                    二度寝 が一番

 白と黒の溶け合った空 の 下 で 雨に濡れてしまうのは

 決して恐いことじゃないと思うけれど


 ありふれた言葉の意味を探すのに疲れたこの日くらいは

 戸惑って後悔する日にしてもいいかな とか 都合のイイコト考えて

 色々なモノを反射する 小降りな雨の音と匂いを 大きく吸い込んで

             私はまた 深い深い 眠りに落ちる


 ――雨音の静かなざわめきが、少しずつ遠ざかってゆく。――