「白い靴」
ねえ しーちゃん
あなたを失くした 私は
一体 誰を憎めばいいの
あの日からずっと探してるのは
あの日失くなった 白い靴の片方
逝き遅れた もう一輪の白い花は
学校の屋上に 取り残されたまま
血染めの頬をしても尚 解けなかった
世間の妄執と しがらみは
二度と暖かくならない あなたの足を
暖めることすらできない 脆い私そのもの
あなたの復讐に怯える あの娘達も
あなたの言動に震える 親たちも
あなたの幻想を抱く 私も
みんな みんな
目の前の 白い靴が
歩いてゆくべき
その先へ 行けばいい
そうだよ ちょっと考えたら簡単だった
私は
全てを壊してしまえば いいのよね?