「ピグマリオン」






 壊れるくらい 力の限り 抱きしめても

 あなたの心には 少しも触れることが出来ない


 冷たいのか 暖かいのか

 うざったいとか 寂しいとか

 今 考えてること とか

 あるなら 少しでも 知りたいのに


 聞こえるのは 規則正しい鼓動だけ

 優しげな微笑みは いつも同じ

 風に踊る 発条の音を聞く



 私は哀れな ピグマリオン

 報われないと知っていても

 機械仕掛けの人形に恋をする