「チェスゲーム」


 私たちを引き裂いていったのは
 たった一つの年の差であるという現実
 傍目に見ていた友達の恋だって
 最後はいつも眼に見えないものが引き裂いていった

 なんだかんだ言ったって
 どうせ最後は自分の気持ち
 いりまじる本当と嘘の盤の上
 周りに動かされて歪んでいって
 相手を知り尽くして終わりだと
 しょせん その程度の思いなのです

 もう一度 眼を逸らさないで私を見てください
 どうですか
 がっかりしましたか

 私は それでも
 そんな私を受け止めてくれると期待してはいけませんでしたか